皆さん、こんにちは
チョークです
今日は、中学受験と方程式について考えてみたいと思います
方程式自体は中学校で習うわけですが、これを使うと受験算数の問題が簡単に解けるのでこれを教えるべきだというお父さんが世にはいるようです
特に、中学受験未経験で比較的高学歴なお父さんに多いとか・・・
ボクも、基礎知識を入れることなく子どもの算数を教えていたら、方程式を教えていたかもしれません
っていうか、一昨年くらいに、うちよりも上の子どもがいる先輩から、「チョークくん、この問題解ける?」ってLINEで画像が送られてきたときは、普通にその問題を方程式で解いていました
今年になって、色々あって塾や家庭教師でもなかなか算数ができるようにならない子どもを教えるため、ボクが算数を親塾で教えることになりました
「二月の勝者」を見ていたボクは、島津君のお父さんになってはいけないと思い、親としての心構えの本を何冊か読みました
その中の大枠的主張としては、子どもには発達段階があり、エリクソンの発達段階でいえば学童期に留まっている小学生に対し、抽象的なアプローチである方程式については教えるべきではないということのようでした
一方、中学受験を経験していない子でも中学に入れば中学一年生から方程式を習うのだから、中学受験生であれば十分に習うに値するという意見もありました
ちなみに、エリクソンの発達段階における学童期に次ぐ青年期は12歳から18歳と言われ、ちょうど小学6年生~高校3年生くらいにあたるみたいで、この段階に入ると抽象的な概念なども理解しやすくなっているとのこと
ボクとしては「なるほどなぁ」と思いつつ、算数が苦手で抽象的概念についてはまだ理解が難しそうな我が子に方程式を教えるのは時期尚早と考え、今の親塾では方程式は使わないようにしています
逆に、方程式を使わずに教えるためにいわゆる「特殊算」を勉強すればするほど、算数って数学と違うアプローチで面白い!」と思ってしまう自分を発見出来たりということもありました(特殊算については、今後Blogのネタにもしようと思っています)
そんなわけで、今度5年生になるうちの子どもには方程式は教えないというのが当面のボクの結論です